お友達と医療の未来を描く塩崎厚労相
政治家志望者とハーバード大出身で固まる懇談会
2015年3月15日号
会議後に会見する小野崎氏(右)
「わが国の保健医療については、経済財政状況を踏まえつつ、急激な少子高齢化の進展や、医療技術の進歩などに対応できる持続可能なシステムをつくらなければいけない。20年後の35年を見据えた保健医療政策のビジョンを明らかにし、順次、短期・中長期の政策課題に着手することが必要だ」
塩崎恭久厚生労働相は2月13日の閣議後会見でこう切り出し、「若手気鋭の有識者と厚労省職員」で構成する新たな懇談会を設置すると明らかにした。平均年齢42.7歳という「20年先にもまだ第一線で働いているような委員」によって、自分たちが直面することになる20年後の医療の姿を「官民の垣根、世代の垣根を超えて議論する」ことが狙いという。
確かに、政府の持つ将来的なビジョンは、25年に向けた社会保障と税の一体改革、あるいはセットで考えられる20年度の財政健全化計画が中...
会議後に会見する小野崎氏(右)
「わが国の保健医療については、経済財政状況を踏まえつつ、急激な少子高齢化の進展や、医療技術の進歩などに対応できる持続可能なシステムをつくらなければいけない。20年後の35年を見据えた保健医療政策のビジョンを明らかにし、順次、短期・中長期の政策課題に着手することが必要だ」
塩崎恭久厚生労働相は2月13日の閣議後会見でこう切り出し、「若手気鋭の有識者と厚労省職員」で構成する新たな懇談会を設置すると明らかにした。平均年齢42.7歳という「20年先にもまだ第一線で働いているような委員」によって、自分たちが直面することになる20年後の医療の姿を「官民の垣根、世代の垣根を超えて議論する」ことが狙いという。
確かに、政府の持つ将来的なビジョンは、25年に向けた社会保障と税の一体改革、あるいはセットで考えられる20年度の財政健全化計画が中心
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