話題の焦点
「片足立ち20秒以上できるか」
2015年3月1日号
脳血管に病変がないか、はたまた認知機能の低下の心配は──。病院で調べれば雑作もないことだが、簡単な推定方法が見つかった。京都大学と愛媛大学の共同研究で、片足立ちの姿勢を20秒間保持できるか否かが、前記2つの異常と深く関連していることを明らかにした。 被験者1300人余の平均年齢は67歳で、脳血管病変の実際の有無はMRIの画像により確認し、また認知障害の有無については、タッチパネル式認知機能評価法で判定した。 片足立ち保持時間と、実際の医学的病変などとの関連を見比べた結果、一見健康そうな人であっても、姿勢の安定性は、脳における早期の病理学的変化を、また認知機能の低下を予測する強い関連因子であることが明らかにされた。 これを中高年者の総合的な健康状態の評価尺度のひとつとして捉え、姿勢の不安定性が見られる人には、厳しい目をもって注意を払うべきであると忠...
脳血管に病変がないか、はたまた認知機能の低下の心配は──。病院で調べれば雑作もないことだが、簡単な推定方法が見つかった。京都大学と愛媛大学の共同研究で、片足立ちの姿勢を20秒間保持できるか否かが、前記2つの異常と深く関連していることを明らかにした。 被験者1300人余の平均年齢は67歳で、脳血管病変の実際の有無はMRIの画像により確認し、また認知障害の有無については、タッチパネル式認知機能評価法で判定した。 片足立ち保持時間と、実際の医学的病変などとの関連を見比べた結果、一見健康そうな人であっても、姿勢の安定性は、脳における早期の病理学的変化を、また認知機能の低下を予測する強い関連因子であることが明らかにされた。 これを中高年者の総合的な健康状態の評価尺度のひとつとして捉え、姿勢の不安定性が見られる人には、厳しい目をもって注意を払うべきであると忠告
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