OUTLOOK・欧米のMR事情
会い難い医師とのコミュニケーション
第329回
デルファイ・マネジメント・コンサルタント(DMC)社 植田南人
2015年3月1日号
米国では、MRが医師に面会することがますます難しくなっているという。CMI社とコンパス社の調査によると、米国医師の半数はMRの訪問を何らかのかたちで規制しているという。とくにMRが最も会いたいとする、がん専門医や内科医などは、MRと1対1で話すのが好きではないというデータが出ている。しかし同じ調査で、医師全体としては、とくに新製品の場合、MRあるいはeディテーリング、eメール、ダイレクトメールなどで製薬会社からの情報を欲しているようだ。 がん専門医の半数が新製品に関することならMRと面会してもいいと回答、47%がeメールでのコミュニケーションもいいと答えている。 通常の場合、いつでもMRに面会すると答えた医師はわずか19%しかおらず、反対にMRには決して面会しないという医師が20%いる。そして40%の医師は面会時間を規制する、あるいはアポイントを...
米国では、MRが医師に面会することがますます難しくなっているという。CMI社とコンパス社の調査によると、米国医師の半数はMRの訪問を何らかのかたちで規制しているという。とくにMRが最も会いたいとする、がん専門医や内科医などは、MRと1対1で話すのが好きではないというデータが出ている。しかし同じ調査で、医師全体としては、とくに新製品の場合、MRあるいはeディテーリング、eメール、ダイレクトメールなどで製薬会社からの情報を欲しているようだ。 がん専門医の半数が新製品に関することならMRと面会してもいいと回答、47%がeメールでのコミュニケーションもいいと答えている。 通常の場合、いつでもMRに面会すると答えた医師はわずか19%しかおらず、反対にMRには決して面会しないという医師が20%いる。そして40%の医師は面会時間を規制する、あるいはアポイントを要
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