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官庁ふるさと人脈

新潟県 県立新潟高から事務次官を輩出

第21回

2015年3月1日号

 霞が関では、県立高校の出身者が活躍している。なかでも名門は県立新潟高校だろう。同校は事務次官を相次いで輩出している。1人は国土交通省の道路局長、技監などの要職を経て、05年から1年間事務次官を務めた佐藤信秋参議院議員(京大院72年建設省)だ。07年の参議院選挙で自由民主党公認候補として比例区から出馬し当選した。続いたのが財務省事務次官だった木下康司氏(東大法79年大蔵省、写真)だ。国際局長や主計局長などの要職を歴任し、13年から1年間務めた。 また、09年から1年間、財務省の事務次官だった丹呉泰健氏(東大法74年大蔵省)も父親が新潟県の出身とゆかりが深い。丹呉氏は東京の私立開成高校を出ている。事務次官級では07年8月から1年間、第86代警視総監を務めた矢代隆義氏(東大法73年警察庁)がいる。県立柏崎高校の出身で現在、日本道路交通情報センター理事長だ。 佐藤議員...  霞が関では、県立高校の出身者が活躍している。なかでも名門は県立新潟高校だろう。同校は事務次官を相次いで輩出している。1人は国土交通省の道路局長、技監などの要職を経て、05年から1年間事務次官を務めた佐藤信秋参議院議員(京大院72年建設省)だ。07年の参議院選挙で自由民主党公認候補として比例区から出馬し当選した。続いたのが財務省事務次官だった木下康司氏(東大法79年大蔵省、写真)だ。国際局長や主計局長などの要職を歴任し、13年から1年間務めた。 また、09年から1年間、財務省の事務次官だった丹呉泰健氏(東大法74年大蔵省)も父親が新潟県の出身とゆかりが深い。丹呉氏は東京の私立開成高校を出ている。事務次官級では07年8月から1年間、第86代警視総監を務めた矢代隆義氏(東大法73年警察庁)がいる。県立柏崎高校の出身で現在、日本道路交通情報センター理事長だ。 佐藤議員は国

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