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「酒の現代コンセンサス」

2015年2月15日号

 かつて、フランスでは北欧諸国と比べ、飽和脂肪摂取量が高いにもかかわらず、心筋梗塞による死亡率が低いというデータが出て、周囲を大いに不思議がらせた。 赤ワインの消費量が多いからという理由で、今や「フレンチパラドックス」として社会に定着している。だが、そのあといくつかの大規模解析により疑義が生じている。 まず、酒の種類によって心筋梗塞発症に対する予防効果、あるいは逆に死亡に及ぼす影響の違いがあるかどうかであるが、ワイン、ビール、ウイスキー間にその差を認めない結果が出た。 次に酒量についてであるが、あくまでも適量飲酒が非飲酒より心筋梗塞などの血管疾患発症・死亡を明らかに防御していた。適量飲酒での善玉コレステロールの上昇がその理由だ。 適量とは、ビール350㎎缶で女性は2缶まで、男性は4缶までで、これを超えると脳卒中が目立って増える。外国人より控え...  かつて、フランスでは北欧諸国と比べ、飽和脂肪摂取量が高いにもかかわらず、心筋梗塞による死亡率が低いというデータが出て、周囲を大いに不思議がらせた。 赤ワインの消費量が多いからという理由で、今や「フレンチパラドックス」として社会に定着している。だが、そのあといくつかの大規模解析により疑義が生じている。 まず、酒の種類によって心筋梗塞発症に対する予防効果、あるいは逆に死亡に及ぼす影響の違いがあるかどうかであるが、ワイン、ビール、ウイスキー間にその差を認めない結果が出た。 次に酒量についてであるが、あくまでも適量飲酒が非飲酒より心筋梗塞などの血管疾患発症・死亡を明らかに防御していた。適量飲酒での善玉コレステロールの上昇がその理由だ。 適量とは、ビール350㎎缶で女性は2缶まで、男性は4缶までで、これを超えると脳卒中が目立って増える。外国人より控え目

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