OBSERVER
後藤千寿・岐阜市民病院薬剤部長
2015年2月15日号
訪問管理は長期的にメリットがある——バーコードを利用したMR訪問管理システムを稼働しています。 現状はいかがですか。後藤 13年12月にシステムを動かして1年2ヵ月が経過する。そもそも、病院ではMRの訪問日誌を紙媒体でしか記録していなかった。紙の記帳では、MRがどの医師にどの医薬品の情報提供をしているかがわからなかった。極端に言えば、MR本人が来院しているのかも把握できない恐れがあった。そこでバーコードで訪問管理することを考え、自前で開発した。MRの訪問許可証にMRごとのバーコードを付けることで、MR名、会社名、訪問日時を自動入力できる。情報提供した医薬品名や訪問理由、訪問した医師も簡単に記載できるようにした。導入当初は各企業とも記録を残す狙いがどこにあるのか、恐れていた面もあった(笑)。支店長などにはMRが何回、何のために来たか、情報をフィー...
訪問管理は長期的にメリットがある——バーコードを利用したMR訪問管理システムを稼働しています。 現状はいかがですか。後藤 13年12月にシステムを動かして1年2ヵ月が経過する。そもそも、病院ではMRの訪問日誌を紙媒体でしか記録していなかった。紙の記帳では、MRがどの医師にどの医薬品の情報提供をしているかがわからなかった。極端に言えば、MR本人が来院しているのかも把握できない恐れがあった。そこでバーコードで訪問管理することを考え、自前で開発した。MRの訪問許可証にMRごとのバーコードを付けることで、MR名、会社名、訪問日時を自動入力できる。情報提供した医薬品名や訪問理由、訪問した医師も簡単に記載できるようにした。導入当初は各企業とも記録を残す狙いがどこにあるのか、恐れていた面もあった(笑)。支店長などにはMRが何回、何のために来たか、情報をフィードバ
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