医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

透明性GL、医師の関心は「あの先生はどれだけもらってる?」

ガラス越しに透ける「妬み嫉み」

2015年2月1日号

「同じ肩書にもかかわらず、『あの先生はあんなにもらっている』なんていうことも起きる」  都内の病院に勤めるベテラン内科医は苦笑いする。あらぬところで、余計な感情を掻き立てることになってしまったようだ。  日本製薬工業協会が策定した「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」により、昨年から会員会社は医師個人への原稿執筆料、講演料などがいくらだったのかを公開するようになった。  製薬会社の依頼に応じた医師からすれば、対価として謝礼を受け取っているに過ぎない。診察している時間内にこなした「内職」であれば話は別だが、少なくとも建前上はあくまで終業後の活動だ。「ランチョンセミナー」での講演なら、学会参加の合間に、といった具合である。目的も新薬の適正使用を広めるといった大義名分があり、当人としても、とやかく言われる筋合いはない、との認識なのだ... 「同じ肩書にもかかわらず、『あの先生はあんなにもらっている』なんていうことも起きる」  都内の病院に勤めるベテラン内科医は苦笑いする。あらぬところで、余計な感情を掻き立てることになってしまったようだ。  日本製薬工業協会が策定した「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」により、昨年から会員会社は医師個人への原稿執筆料、講演料などがいくらだったのかを公開するようになった。  製薬会社の依頼に応じた医師からすれば、対価として謝礼を受け取っているに過ぎない。診察している時間内にこなした「内職」であれば話は別だが、少なくとも建前上はあくまで終業後の活動だ。「ランチョンセミナー」での講演なら、学会参加の合間に、といった具合である。目的も新薬の適正使用を広めるといった大義名分があり、当人としても、とやかく言われる筋合いはない、との認識なのだろう

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence