医薬経済オンライン

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スイッチ促進アドバルーンに疑問符

自信満々の医薬食品局長に向けられる視線

2015年2月1日号

「今日は医師会の先生がいらっしゃらないようですので、高らかに言ってもいいと思います。今年からセルフメディケーションの推進、期待しています」  厚生労働省医薬食品局の神田裕二局長は1月14日、日本薬剤師会の賀詞交歓会でこう挨拶し、参加者の〝笑い〟を誘った。  神田局長は15年に入ってから業界紙のインタビューや業界団体の新年会挨拶などでセルフメディケーション推進、スイッチOTC薬促進についてアドバルーンを上げている。「今年はセルフメディケーション躍進の年」になると。とくにスイッチ促進に関しては「産業界、消費者の幅広い意見を聞く仕組みを作る」と、新たなスキーム作成にまで踏み込んでいる。そんな局長のアドバルーンに対して、OTC薬関係者は冷ややかだ。「なんにも知らないヒトは勝手なことが言える」などと距離を置く。それもそのハズ、厚労省の構想からはスイッチ... 「今日は医師会の先生がいらっしゃらないようですので、高らかに言ってもいいと思います。今年からセルフメディケーションの推進、期待しています」  厚生労働省医薬食品局の神田裕二局長は1月14日、日本薬剤師会の賀詞交歓会でこう挨拶し、参加者の〝笑い〟を誘った。  神田局長は15年に入ってから業界紙のインタビューや業界団体の新年会挨拶などでセルフメディケーション推進、スイッチOTC薬促進についてアドバルーンを上げている。「今年はセルフメディケーション躍進の年」になると。とくにスイッチ促進に関しては「産業界、消費者の幅広い意見を聞く仕組みを作る」と、新たなスキーム作成にまで踏み込んでいる。そんな局長のアドバルーンに対して、OTC薬関係者は冷ややかだ。「なんにも知らないヒトは勝手なことが言える」などと距離を置く。それもそのハズ、厚労省の構想からはスイッチ促進

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