国内バイオベンチャーの戦略を見る
「見極めの時期」が近い新日本科学
第11回
2015年2月1日号
新日本科学(SNBL)の前身は、1957年に設立された南日本ドッグセンターで、ビーグル犬の繁殖などを手掛けていた。60年に日本初の受託研究機関として前臨床試験の受託を開始した。91年に現社長の永田良一氏が創業2代目社長として代表取締役に就任すると、一気に事業展開を図る。
93年には初期臨床試験である第Ⅰ相試験を受託する事業に進出、97年には薬物動態・分析受託事業と臨床試験の第Ⅱ相、第Ⅲ相まで対応できるように組織を拡充した。00年にSMO(治験施設支援)事業にも進出して、創薬から臨床まで新薬の開発プロセスを網羅的に受託できるバリューチェーン(価値連鎖)を確立した。海外展開は88年に米国の営業拠点として米国支社(現SNBL USA)をメリーランド州に、90年に英国支社(現SNBL Europe、ロンドン)を、03年には中国広東省にSNBL CHINAを設立するなど...
新日本科学(SNBL)の前身は、1957年に設立された南日本ドッグセンターで、ビーグル犬の繁殖などを手掛けていた。60年に日本初の受託研究機関として前臨床試験の受託を開始した。91年に現社長の永田良一氏が創業2代目社長として代表取締役に就任すると、一気に事業展開を図る。
93年には初期臨床試験である第Ⅰ相試験を受託する事業に進出、97年には薬物動態・分析受託事業と臨床試験の第Ⅱ相、第Ⅲ相まで対応できるように組織を拡充した。00年にSMO(治験施設支援)事業にも進出して、創薬から臨床まで新薬の開発プロセスを網羅的に受託できるバリューチェーン(価値連鎖)を確立した。海外展開は88年に米国の営業拠点として米国支社(現SNBL USA)をメリーランド州に、90年に英国支社(現SNBL Europe、ロンドン)を、03年には中国広東省にSNBL CHINAを設立するなどグ
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録