海外時報
R&D生産性の回復と課題
「曲がり角」迎え、楽観・強気の製薬業界
2015年2月1日号
米国の製薬バイオテック産業の1年は、JPモルガンがサンフランシスコで開くヘルスケア会議で新年の展望を示して活動が始まるが、今年は快活な話が続いた。英経済誌エコノミストのインテリジェンス部門が行った主要6産業の15年展望調査によれば、「今年はよくなる」が全産業を通じて増えたが、ヘルスケア66社の回答はその比率が59%に達し、6業界で最高だった。
オバマケアの前途は危なっかしく、欧州各国は医療費引き締めに走り、新興国市場も不安要素が目立った前年の「よくなる」は39%。今年は20ポイントも増えた一方、「悪くなる」は22%から6%に減った。
14年に米国食品医薬品局(FDA)が承認した新規成分製剤は、過去18年で最高の41。このうち16が薬効群初だったが、反動で今年の承認が減るという心配は無用のようだ。14年の承認申請は、前年の4倍近い136件もあった。JPモルガン会議...
米国の製薬バイオテック産業の1年は、JPモルガンがサンフランシスコで開くヘルスケア会議で新年の展望を示して活動が始まるが、今年は快活な話が続いた。英経済誌エコノミストのインテリジェンス部門が行った主要6産業の15年展望調査によれば、「今年はよくなる」が全産業を通じて増えたが、ヘルスケア66社の回答はその比率が59%に達し、6業界で最高だった。
オバマケアの前途は危なっかしく、欧州各国は医療費引き締めに走り、新興国市場も不安要素が目立った前年の「よくなる」は39%。今年は20ポイントも増えた一方、「悪くなる」は22%から6%に減った。
14年に米国食品医薬品局(FDA)が承認した新規成分製剤は、過去18年で最高の41。このうち16が薬効群初だったが、反動で今年の承認が減るという心配は無用のようだ。14年の承認申請は、前年の4倍近い136件もあった。JPモルガン会議で
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