医薬経済気象台
政府経済見通しの実現可能性
2015年2月1日号
政府は15年度予算案のベースになる15年度経済見通しを発表した。予算の財源である予定税収を算出するもとにもなる。物価変動の影響を除いた実質成長率は1.5%、物価変動の影響を含めた名目成長率は2.7%と予想している。同時に14年度の修正見通しも発表した。実質成長率は▲0.5%と7月時点の予想の1.2%を大きく下回り、リーマンショック時以来、5年ぶりにマイナス成長に落ち込む。一方、消費税増税分を含めて消費者物価上昇率を3.2%と想定しているため、名目成長率は1.7%のプラス成長になる。
政府予想の実現可能性について、民間予想のコンセンサスと比較しながら、14年度の修正予想から見ていこう。14年度が実質で1.7ポイントも下方修正となったのは、消費税増税の影響を読み間違えたためだ。四半期ごとの実績は、実質で4〜6月期が前期比年率▲6.7%、7〜9月期が前期比年率▲1.9%と2四半期連続の...
政府は15年度予算案のベースになる15年度経済見通しを発表した。予算の財源である予定税収を算出するもとにもなる。物価変動の影響を除いた実質成長率は1.5%、物価変動の影響を含めた名目成長率は2.7%と予想している。同時に14年度の修正見通しも発表した。実質成長率は▲0.5%と7月時点の予想の1.2%を大きく下回り、リーマンショック時以来、5年ぶりにマイナス成長に落ち込む。一方、消費税増税分を含めて消費者物価上昇率を3.2%と想定しているため、名目成長率は1.7%のプラス成長になる。
政府予想の実現可能性について、民間予想のコンセンサスと比較しながら、14年度の修正予想から見ていこう。14年度が実質で1.7ポイントも下方修正となったのは、消費税増税の影響を読み間違えたためだ。四半期ごとの実績は、実質で4〜6月期が前期比年率▲6.7%、7〜9月期が前期比年率▲1.9%と2四半期連続のマ
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