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OBSERVER

小林慎・クレコンメディカルアセスメント取締役最高業務責任者

2015年1月15日号

本質は「意思決定」の科学──16年度改定で医療技術評価(HTA)の試行導入が見込まれるなか、昨年、薬剤経済分析のサービスを手掛ける医療アセスメント部を、クレコンメディカルアセスメントとして分社化しました。小林 16年度のHTA試行導入も考えてはいるが、あまりこだわっていない。やはり海外の状況や日本の医療費の問題を考えると、費用対効果評価が(制度に)入らないということはあり得ない。そうしたなかでいろいろなサービスが生まれていくと考えている。 医療アセスメント部の歴史は古く、薬価申請に費用対効果評価の資料を添付できるようになったのが92年。その翌年には、部隊ができていた。ただ、ビジネス的には順風満帆だったわけではない。同じように事業に参入した会社もあったが、ビジネスにならないということで出て行ってしまった。なかなか人材がおらず、仕事として立ち上げる... 本質は「意思決定」の科学──16年度改定で医療技術評価(HTA)の試行導入が見込まれるなか、昨年、薬剤経済分析のサービスを手掛ける医療アセスメント部を、クレコンメディカルアセスメントとして分社化しました。小林 16年度のHTA試行導入も考えてはいるが、あまりこだわっていない。やはり海外の状況や日本の医療費の問題を考えると、費用対効果評価が(制度に)入らないということはあり得ない。そうしたなかでいろいろなサービスが生まれていくと考えている。 医療アセスメント部の歴史は古く、薬価申請に費用対効果評価の資料を添付できるようになったのが92年。その翌年には、部隊ができていた。ただ、ビジネス的には順風満帆だったわけではない。同じように事業に参入した会社もあったが、ビジネスにならないということで出て行ってしまった。なかなか人材がおらず、仕事として立ち上げるには

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