医薬経済オンライン

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バイオベンチャーへの「期待値」

14年度上半期決算から見る実力

2015年1月15日号

 今回は上場バイオベンチャーの14年度上半期の決算を解説する。【そーせい】 売上収益(国際財務報告基準=IFRS)は5億6500万円(▲64.4%)となった。ノバルティスに導出した慢性閉塞性肺疾患治療薬の「シーブリ」(NVA237)及び「ウルティブロ」(QVA149)のロイヤリティ収入が増加した一方で、前年同期に計上していたウルティブロの日本と欧州での承認取得に伴うマイルストン収入が当期にはなかった。営業損失は8500万円、税引前利益は7500万円、四半期利益は2800万円。米国での上市を控え大型化が見込まれる両剤のロイヤリティ収入が貢献する見込みで、20年3月期には売上収益は139億円、当期純利益は89億円を計画する。計画達成となれば、最も成功した日本のバイオベンチャーとなる。【タカラバイオ】 売上高は109億7100万円(前年同期比6.8%増)。営業利益は6億2500万円(37.6%増)、...  今回は上場バイオベンチャーの14年度上半期の決算を解説する。【そーせい】 売上収益(国際財務報告基準=IFRS)は5億6500万円(▲64.4%)となった。ノバルティスに導出した慢性閉塞性肺疾患治療薬の「シーブリ」(NVA237)及び「ウルティブロ」(QVA149)のロイヤリティ収入が増加した一方で、前年同期に計上していたウルティブロの日本と欧州での承認取得に伴うマイルストン収入が当期にはなかった。営業損失は8500万円、税引前利益は7500万円、四半期利益は2800万円。米国での上市を控え大型化が見込まれる両剤のロイヤリティ収入が貢献する見込みで、20年3月期には売上収益は139億円、当期純利益は89億円を計画する。計画達成となれば、最も成功した日本のバイオベンチャーとなる。【タカラバイオ】 売上高は109億7100万円(前年同期比6.8%増)。営業利益は6億2500万円(37.6%増)、経

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