新青森駅前に「病院新設」で一悶着
地元歓迎のなか、青森県医がなぜか反発
2015年1月1日号
16年春に開業予定の北海道新幹線の青函トンネル走行試運転が新聞、テレビで報道されたが、その本州側の接続地点である新青森駅前に建設される病院をめぐって、青森県医師会が待ったをかける騒ぎが起こっている。
新青森駅前は、東海道新幹線の新横浜駅の開業時(64年)と似て、区画整理された土地が閑散としている。そんな殺風景な駅前に新病院を建設するのは函館市の医療法人「雄心会」だ。同会は青森市街地にある近藤病院と渡辺病院を買収し、経営を引き継いでいるが、これら病院を移転するという。
ところが、青森県医が「青森市は駅前の土地を売るな」と、新病院建設に反対の声を上げた。よそ者が経営悪化した青森市内の病院を手に入れて新青森駅前に進出しようとしていることが、癇に障ったようなのだ。今まで医師会が新病院進出に反対したりする例はあったが、ほとんどが市町村の医師会レベ...
16年春に開業予定の北海道新幹線の青函トンネル走行試運転が新聞、テレビで報道されたが、その本州側の接続地点である新青森駅前に建設される病院をめぐって、青森県医師会が待ったをかける騒ぎが起こっている。
新青森駅前は、東海道新幹線の新横浜駅の開業時(64年)と似て、区画整理された土地が閑散としている。そんな殺風景な駅前に新病院を建設するのは函館市の医療法人「雄心会」だ。同会は青森市街地にある近藤病院と渡辺病院を買収し、経営を引き継いでいるが、これら病院を移転するという。
ところが、青森県医が「青森市は駅前の土地を売るな」と、新病院建設に反対の声を上げた。よそ者が経営悪化した青森市内の病院を手に入れて新青森駅前に進出しようとしていることが、癇に障ったようなのだ。今まで医師会が新病院進出に反対したりする例はあったが、ほとんどが市町村の医師会レベル
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