医政羅針盤
与党圧勝で厳しさを増す医療政策
2015年1月1日号
12月14日の衆議院選挙は、与党が326議席を獲得し、与党圧勝で終わった。突然の解散表明の直後には、与党勝利は間違いないものの、さすがに議席数は減らすのではないか、その減少幅次第で自民党内に政局的な動きも出るのでは、という観測も出ていたが、途中で、自民党単独でも300議席超えとの世論調査結果も流れ始めた。そして、あまりに圧勝ムードが強くなった反動もあってか、最終的には自民党は4議席減らしながら、与党合計で公示前の議席数を維持する結果となった。
安倍晋三首相は、極めて盤石な政権基盤を手に入れたわけだが、そうした体制の下で、これからの医療政策はどのような方向に進んでいくのだろうか。
今回の選挙は、突然の解散で野党側の準備も整っておらず、「政権選択」の選挙とはなり得ず、盛り上がりに欠けた。また、消費税増税延期を契機として、「アベノミクス解散」と銘打...
12月14日の衆議院選挙は、与党が326議席を獲得し、与党圧勝で終わった。突然の解散表明の直後には、与党勝利は間違いないものの、さすがに議席数は減らすのではないか、その減少幅次第で自民党内に政局的な動きも出るのでは、という観測も出ていたが、途中で、自民党単独でも300議席超えとの世論調査結果も流れ始めた。そして、あまりに圧勝ムードが強くなった反動もあってか、最終的には自民党は4議席減らしながら、与党合計で公示前の議席数を維持する結果となった。
安倍晋三首相は、極めて盤石な政権基盤を手に入れたわけだが、そうした体制の下で、これからの医療政策はどのような方向に進んでいくのだろうか。
今回の選挙は、突然の解散で野党側の準備も整っておらず、「政権選択」の選挙とはなり得ず、盛り上がりに欠けた。また、消費税増税延期を契機として、「アベノミクス解散」と銘打って
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