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話題の焦点

「フィットネスの効用」

2014年12月15日号

 健康志向の高まりで、フィットネスクラブに定期的に通う人々が大勢いる。そんな人々が、一般国民に比べ、とくに脳心血管系機能に焦点を当て、具体的にどれほどの経済効果を上げているか。 大阪大学大学院の医療経済産業政策学教室が、調査分析し、生涯医療費を約1割、平均で150万円の削減効果があることを突きとめた。 BMI、体脂肪量、収縮期血圧などに対する好影響も、クラブ利用頻度と明らかな相関関係があることを認めた。 運動は習慣的実施が望まれるが、働き盛りの世代では、ついつい不徹底になりがち。そこで、厚生労働省は特定健診の検査値が改善した人などに、公的医療保険料を減額したり、現金給付といった報奨システムを考慮中とか。 阪大の研究成果が、厚労省の政策取りまとめに好影響を与えていることは当然である。 (ヤットコ)  健康志向の高まりで、フィットネスクラブに定期的に通う人々が大勢いる。そんな人々が、一般国民に比べ、とくに脳心血管系機能に焦点を当て、具体的にどれほどの経済効果を上げているか。 大阪大学大学院の医療経済産業政策学教室が、調査分析し、生涯医療費を約1割、平均で150万円の削減効果があることを突きとめた。 BMI、体脂肪量、収縮期血圧などに対する好影響も、クラブ利用頻度と明らかな相関関係があることを認めた。 運動は習慣的実施が望まれるが、働き盛りの世代では、ついつい不徹底になりがち。そこで、厚生労働省は特定健診の検査値が改善した人などに、公的医療保険料を減額したり、現金給付といった報奨システムを考慮中とか。 阪大の研究成果が、厚労省の政策取りまとめに好影響を与えていることは当然である。 (ヤットコ)

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