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MR活動実態調査レポート

14年5月収載の新薬のMR活動

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析109

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2014年12月15日号

 先発品天国だった日本だが、特許切れとなった大型製品が、ものすごい勢いでジェネリックに切り替えられている。今後発売される新薬は、これまで以上にピーク売上げへの年数を短縮する必要性に迫られている。そこで今回は、今年5月に薬価収載された新薬のMR活動について分析する。同じ月に薬価収載された製品でも、各製品の戦略などによって、発売日は5〜8月とまちまちである。いずれにしても、薬価収載を起点として考えた場合のMR活動分析ということを踏まえたうえで、今回のデータを参照していただきたい。 表1は、収載2ヵ月前から10月までのデータである。SGLT2阻害薬が5社3製品、高血圧治療薬の配合剤が2製品、抗血小板治療薬が1製品、抗がん剤が2製品、抗ウイルス剤が1製品、持続性がん疼痛緩和剤が1製品などとなっている。表1─1〜3は、収載2ヵ月前、収載月、収載後5ヵ月の各製品の...  先発品天国だった日本だが、特許切れとなった大型製品が、ものすごい勢いでジェネリックに切り替えられている。今後発売される新薬は、これまで以上にピーク売上げへの年数を短縮する必要性に迫られている。そこで今回は、今年5月に薬価収載された新薬のMR活動について分析する。同じ月に薬価収載された製品でも、各製品の戦略などによって、発売日は5〜8月とまちまちである。いずれにしても、薬価収載を起点として考えた場合のMR活動分析ということを踏まえたうえで、今回のデータを参照していただきたい。 表1は、収載2ヵ月前から10月までのデータである。SGLT2阻害薬が5社3製品、高血圧治療薬の配合剤が2製品、抗血小板治療薬が1製品、抗がん剤が2製品、抗ウイルス剤が1製品、持続性がん疼痛緩和剤が1製品などとなっている。表1─1〜3は、収載2ヵ月前、収載月、収載後5ヵ月の各製品のD

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