医薬経済オンライン

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医療企業・その現状と展望

メディカルシステムネットワーク ネットワーク事業で創業の異色企業

—42都道府県でネットワーク事業展開—

2014年12月15日号

 調剤薬局業界では売上規模5位に位置する企業だが、上位4社とは規模に差がある。13年度の売上高は661億8100万円、このうち調剤薬局事業の外部売上高は630億200万円である。売上高の95.2%が調剤薬局事業だ。しかし、外部売上高では12億8500万円、構成比で1.9%を占めるに過ぎない医薬品ネットワーク事業が、収益では調剤薬局と並ぶ大きな柱になっている。これが同業他社との違いだ。  報告セグメントベースの全社費用等控除前の営業利益を13年度実績で見ると、調剤薬局が18億4000万円、医薬品ネットワークが14億7500万円である。構成比は調剤薬局が56.2%、医薬品ネットワークが40%だ。医薬品ネットワークの営業利益が外部売上高を上回るのは内部売上高が15億5900万円と規模が大きく、これも営業利益を生んでいるためだ。この2事業以外に賃貸・設備関連、給食などの事業もあるが、売上構成比はわずか...  調剤薬局業界では売上規模5位に位置する企業だが、上位4社とは規模に差がある。13年度の売上高は661億8100万円、このうち調剤薬局事業の外部売上高は630億200万円である。売上高の95.2%が調剤薬局事業だ。しかし、外部売上高では12億8500万円、構成比で1.9%を占めるに過ぎない医薬品ネットワーク事業が、収益では調剤薬局と並ぶ大きな柱になっている。これが同業他社との違いだ。  報告セグメントベースの全社費用等控除前の営業利益を13年度実績で見ると、調剤薬局が18億4000万円、医薬品ネットワークが14億7500万円である。構成比は調剤薬局が56.2%、医薬品ネットワークが40%だ。医薬品ネットワークの営業利益が外部売上高を上回るのは内部売上高が15億5900万円と規模が大きく、これも営業利益を生んでいるためだ。この2事業以外に賃貸・設備関連、給食などの事業もあるが、売上構成比はわずかに

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