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interview

白川修二・健康保険組合連合会副会長

2014年12月1日号

AGに走る理由を聞きたい オーソライズド・ジェネリック(AG)の投入に代表される、後発品をめぐる医薬品市場の環境変化について、保険者側はどういう認識を持っているのか。後発品の薬価、財務省発の新適正化提案、参照価格制度、費用対効果評価の導入など、中央社会保険医療協議会委員を務める健康保険組合連合会の白川修二副会長に聞いた。──サノフィの「アレグラ」、ノバルティスファーマの「ディオバン」「ゾメタ」、武田薬品の「ブロプレス」、第一三共の「クラビット高用量製剤」と、AGの上市が相次いでいることを、どう受け止めていますか。白川 先発品と製法が同じものが安価で提供されることは悪い方向ではない。患者にとっては先発品と同一という安心感があり、品質面で後発品に不安を抱く医師や薬剤師も使いやすいメリットがある。 ただ、今まで先発品メーカーと後発品メーカーが共... AGに走る理由を聞きたい オーソライズド・ジェネリック(AG)の投入に代表される、後発品をめぐる医薬品市場の環境変化について、保険者側はどういう認識を持っているのか。後発品の薬価、財務省発の新適正化提案、参照価格制度、費用対効果評価の導入など、中央社会保険医療協議会委員を務める健康保険組合連合会の白川修二副会長に聞いた。──サノフィの「アレグラ」、ノバルティスファーマの「ディオバン」「ゾメタ」、武田薬品の「ブロプレス」、第一三共の「クラビット高用量製剤」と、AGの上市が相次いでいることを、どう受け止めていますか。白川 先発品と製法が同じものが安価で提供されることは悪い方向ではない。患者にとっては先発品と同一という安心感があり、品質面で後発品に不安を抱く医師や薬剤師も使いやすいメリットがある。 ただ、今まで先発品メーカーと後発品メーカーが共存共

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