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官庁ふるさと人脈

兵庫県(上)灘高の出身者が多数

第18回

2014年12月1日号

 私立灘高校や県立の有名進学校が多い兵庫県の出身者は、霞が関で多数活躍している。トップを占める官僚が多いのが警察庁だ。内閣官房の拉致問題対策本部事務局事務局長から今年4月に拉致問題担当の内閣府参与に就任した三谷秀史氏(京大法74年警察庁、写真)は伊丹市出身だ。高校はお隣の大阪府立北野高校を卒業している。内閣情報官などを歴任し、歴代の政権で枢要なポジションを占めてきた。 後輩の警察庁長官の米田壮氏(東大法76年警察庁)は灘高を出ている。神戸市の出身である。87代警視総監を務めた前内閣危機管理監の米村敏朗氏(京大法74年警察庁)は西宮市出身で県立西宮東高校卒だ。その後任の88代警視総監を務めたのは原子力規制庁長官の池田克彦氏(京大法76年警察庁)で、私立甲陽学院高校を卒業している。神戸市の生まれだ。宮内庁京都事務所長の坪田真明氏(東大法82年警察庁)は姫路...  私立灘高校や県立の有名進学校が多い兵庫県の出身者は、霞が関で多数活躍している。トップを占める官僚が多いのが警察庁だ。内閣官房の拉致問題対策本部事務局事務局長から今年4月に拉致問題担当の内閣府参与に就任した三谷秀史氏(京大法74年警察庁、写真)は伊丹市出身だ。高校はお隣の大阪府立北野高校を卒業している。内閣情報官などを歴任し、歴代の政権で枢要なポジションを占めてきた。 後輩の警察庁長官の米田壮氏(東大法76年警察庁)は灘高を出ている。神戸市の出身である。87代警視総監を務めた前内閣危機管理監の米村敏朗氏(京大法74年警察庁)は西宮市出身で県立西宮東高校卒だ。その後任の88代警視総監を務めたのは原子力規制庁長官の池田克彦氏(京大法76年警察庁)で、私立甲陽学院高校を卒業している。神戸市の生まれだ。宮内庁京都事務所長の坪田真明氏(東大法82年警察庁)は姫路市

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