医薬経済オンライン

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生活に支障来す「飲み忘れ」問題

高齢者に増加する服薬の負担は解消できるか

2014年11月15日号

 高齢化に伴って、薬の飲み忘れがより問題視されている。物忘れが進んだ高齢者は、つい服用を忘れるばかりか、軽度の認知症になると薬を飲んだことも忘れて、もう1回服用するなんていうことも起こる。高齢者ばかりではない。若年層でも仕事に追われて服用を忘れたり、もうよくなったからと早合点して服用を止めてしまったりする。  飲み忘れ防止対策として「飲み忘れ防止カレンダー」や1回分の服用量に小分けする「ピルケース」など、さまざまなグッズが売られている。だが、現実にはカレンダーを見るのを忘れ、ピルケースをどこに置いたか忘れる例が跡を絶たないそうだ。  そんな折、デイサービスを中心にした介護サービス大手の「セントケア」と車載機器メーカーの「クラリオン」が共同で服薬支援装置「服薬支援ロボ」を開発。両社が合弁で設立した「ケアボット」で発売する。「これさえあれば、独...  高齢化に伴って、薬の飲み忘れがより問題視されている。物忘れが進んだ高齢者は、つい服用を忘れるばかりか、軽度の認知症になると薬を飲んだことも忘れて、もう1回服用するなんていうことも起こる。高齢者ばかりではない。若年層でも仕事に追われて服用を忘れたり、もうよくなったからと早合点して服用を止めてしまったりする。  飲み忘れ防止対策として「飲み忘れ防止カレンダー」や1回分の服用量に小分けする「ピルケース」など、さまざまなグッズが売られている。だが、現実にはカレンダーを見るのを忘れ、ピルケースをどこに置いたか忘れる例が跡を絶たないそうだ。  そんな折、デイサービスを中心にした介護サービス大手の「セントケア」と車載機器メーカーの「クラリオン」が共同で服薬支援装置「服薬支援ロボ」を開発。両社が合弁で設立した「ケアボット」で発売する。「これさえあれば、独居

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