医療企業・その現状と展望
メディカル一光 介護・卸に展開のイオン系中堅調剤薬局
—M&A 戦略の推進で事業拡大を加速—
2014年11月15日号
調剤薬局主力の企業では中堅クラス、97年にイオンと資本提携し、イオングループの一員になった。イオンの株式保有比率は266%、持分法適用会社である。85年、調剤薬局を三重県津市に開設したのが事業のスタートだ。四日市市で創業のイオンとは出発の地理的基盤は同じ、これが資本提携に至った基本的背景だろう。09年に医薬品卸の東邦薬品と業務提携、10年にクオールと業務・資本提携しているが、これは取引をベースにしたもので両社の持株比率はわずかだ。イオンは傘下ドラッグストアで調剤薬局を運営しており、将来的にはグループ全体の調剤薬局統合の中心になることも予想される。
14年8月現在、グループは傘下子会社11社を含め12社で構成、調剤薬局を主力に医薬品卸、不動産、ヘルスケアの各事業を展開している。15年2月期第2四半期累計決算時の外部売上高ベースの売上構成比は調剤薬局が812%と...
調剤薬局主力の企業では中堅クラス、97年にイオンと資本提携し、イオングループの一員になった。イオンの株式保有比率は266%、持分法適用会社である。85年、調剤薬局を三重県津市に開設したのが事業のスタートだ。四日市市で創業のイオンとは出発の地理的基盤は同じ、これが資本提携に至った基本的背景だろう。09年に医薬品卸の東邦薬品と業務提携、10年にクオールと業務・資本提携しているが、これは取引をベースにしたもので両社の持株比率はわずかだ。イオンは傘下ドラッグストアで調剤薬局を運営しており、将来的にはグループ全体の調剤薬局統合の中心になることも予想される。
14年8月現在、グループは傘下子会社11社を含め12社で構成、調剤薬局を主力に医薬品卸、不動産、ヘルスケアの各事業を展開している。15年2月期第2四半期累計決算時の外部売上高ベースの売上構成比は調剤薬局が812%と圧
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