医薬経済オンライン

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環境激変 MR進化論

MRの新たな役目

第164回

営業戦略アドバイザー 佐藤陽夫

2014年10月15日号

 近年の製薬業界ではメディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)の台頭と反比例してMRの肩身が狭くなってきているように感じます。また、「コンプライアンス上、MRはできないがMSLならできる」というような言葉があちこちで聞かれます。各社は競うようにMRからMSLへの移行を進めていますが、MRはもう不要なのでしょうか。それともMRだからこそできることがあるのでしょうか。  今回は「MRは今後も必要で、人々や組織をつなぐMRだからこそできる役目を果たすべき」というスタンスで考えてみたいと思います。  冒頭で述べたように、MRの役目が転換期を迎えているのは確かです。業界では接待規制を筆頭に、MRの業務に関する規制が強化される一方で、例えば、これまで大学病院担当者の主要業務だった自主研究や奨学寄附金に関する業務は減少傾向で...  近年の製薬業界ではメディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)の台頭と反比例してMRの肩身が狭くなってきているように感じます。また、「コンプライアンス上、MRはできないがMSLならできる」というような言葉があちこちで聞かれます。各社は競うようにMRからMSLへの移行を進めていますが、MRはもう不要なのでしょうか。それともMRだからこそできることがあるのでしょうか。  今回は「MRは今後も必要で、人々や組織をつなぐMRだからこそできる役目を果たすべき」というスタンスで考えてみたいと思います。  冒頭で述べたように、MRの役目が転換期を迎えているのは確かです。業界では接待規制を筆頭に、MRの業務に関する規制が強化される一方で、例えば、これまで大学病院担当者の主要業務だった自主研究や奨学寄附金に関する業務は減少傾向です。

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