医薬経済オンライン

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interview

前川重信・日本新薬社長

2014年10月15日号

必要なのは、特徴ある新薬 日本新薬は8月に発表した、14年度(15年3月期)から5年間の第5次中期経営計画で、売上高1100億円(うち医薬品事業で950億円)、営業利益180億円の数値目標とともに、海外での自社展開も視野に、事業拡大を図る方針を掲げた。 スイスのアクテリオンに海外導出した肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療薬「セレキシパグ」は現在、欧米で申請準備中。15年度の発売が見込まれ、これに続く自社創製品で、海外展開をめざすことになる。骨髄線維症治療薬「NS018」が海外で、デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬「NS065」は国内で、ともに18年の製品化を見込む。——中計目標の達成に向けて、基本的考え方は。前川 他社と同じことをやっていては、なかなか成長できない。差別化していくことが根底にある。 例えば研究開発については、他社が手掛けないような疾患を中心に取り組ん... 必要なのは、特徴ある新薬 日本新薬は8月に発表した、14年度(15年3月期)から5年間の第5次中期経営計画で、売上高1100億円(うち医薬品事業で950億円)、営業利益180億円の数値目標とともに、海外での自社展開も視野に、事業拡大を図る方針を掲げた。 スイスのアクテリオンに海外導出した肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療薬「セレキシパグ」は現在、欧米で申請準備中。15年度の発売が見込まれ、これに続く自社創製品で、海外展開をめざすことになる。骨髄線維症治療薬「NS018」が海外で、デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬「NS065」は国内で、ともに18年の製品化を見込む。——中計目標の達成に向けて、基本的考え方は。前川 他社と同じことをやっていては、なかなか成長できない。差別化していくことが根底にある。 例えば研究開発については、他社が手掛けないような疾患を中心に取り組んでい

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