医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

OBSERVER

小早川高徳・独立行政法人国立病院機構九州がんセンター薬剤科長

2014年10月1日号

後発品の採用は「無難なメーカー」 ──九州がんセンターの後発品数量割合は80%超とDPC病院では首位ですが、何か特別な取り組みをされているのですか。 小早川 当院がDPC病院となったのは10年4月からで、私は11年4月に赴任した。継続的に後発品へ切り替えを推し進めてきた結果、数量が80.51%(新指標、数値は12年10月から13年9月末までのもの)となり、DPC病院で首位となった。この数値はあくまでも新指標で弾いたもの。赴任した当時の数量は旧指標で19%程度だった。 後発品に対する医師の不安はどこにでもあるので、やはり薬剤科主導で地道に取り組まないといけない。不安を持つ医師には何度も根気強く説明している。得策はない。薬剤科主導か、院長が方針を掲げなければ進まないと思う。当院の院長は経営的にも効率化できるので、ご理解を頂いている。採用は、副作用情報、安定供給... 後発品の採用は「無難なメーカー」 ──九州がんセンターの後発品数量割合は80%超とDPC病院では首位ですが、何か特別な取り組みをされているのですか。 小早川 当院がDPC病院となったのは10年4月からで、私は11年4月に赴任した。継続的に後発品へ切り替えを推し進めてきた結果、数量が80.51%(新指標、数値は12年10月から13年9月末までのもの)となり、DPC病院で首位となった。この数値はあくまでも新指標で弾いたもの。赴任した当時の数量は旧指標で19%程度だった。 後発品に対する医師の不安はどこにでもあるので、やはり薬剤科主導で地道に取り組まないといけない。不安を持つ医師には何度も根気強く説明している。得策はない。薬剤科主導か、院長が方針を掲げなければ進まないと思う。当院の院長は経営的にも効率化できるので、ご理解を頂いている。採用は、副作用情報、安定供給体制

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence