医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

医薬経済気象台

円ドルは中期120円指向か

2014年10月1日号

 為替市場で円ドル相場下落の第2ラウンドが始まった可能性が大きい。8月末の103円台から9月に入って104円台が4日、105円台が2日、106円台が3日、107円台が3日、108円台が1日の経過を辿って19日には109円台に入った。9月の声とともに驚くべき急ピッチの円安がスタートしている。今後の行方が注目されて当然である。  為替トレーダーの先行き見通しは、105円台に入った時点では、年末で106円〜109円が多数派だったが、それから10日間で109円台に入ってしまったのだから、専門家にとっても予想外の急ピッチの円安だった。108円台に入った段階の予想は多くが年末で110円に変えてきたが、110円も「指呼の間」となってきた。予想が後追いしてしまっている。  今年に入って8月までは、小幅レンジでの往来の動きだった。年初から8月までの変動率はわずか3.9%でしかない。月間の変動率も1〜2%台の変動にとど...  為替市場で円ドル相場下落の第2ラウンドが始まった可能性が大きい。8月末の103円台から9月に入って104円台が4日、105円台が2日、106円台が3日、107円台が3日、108円台が1日の経過を辿って19日には109円台に入った。9月の声とともに驚くべき急ピッチの円安がスタートしている。今後の行方が注目されて当然である。  為替トレーダーの先行き見通しは、105円台に入った時点では、年末で106円〜109円が多数派だったが、それから10日間で109円台に入ってしまったのだから、専門家にとっても予想外の急ピッチの円安だった。108円台に入った段階の予想は多くが年末で110円に変えてきたが、110円も「指呼の間」となってきた。予想が後追いしてしまっている。  今年に入って8月までは、小幅レンジでの往来の動きだった。年初から8月までの変動率はわずか3.9%でしかない。月間の変動率も1〜2%台の変動にとどま

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence