眺望「医薬街道」
沖縄県の後発品割合は66.5%
近藤正觀
2014年10月1日号
厚生労働省は9月19日の社会保障審議会医療保険部会に「13年度の調剤医療費(電算処理分)」を報告した。 電算処理分の調剤医療費は、調剤レセプト全体の約99.4%を占めている。13年度は6兆9933億円、対前年度比で6.1%増となった。処方箋枚数は7億8958万枚で、処方箋1枚当たりの調剤医療費も8857円、5.4%増と好調だった。 調剤医療費の内訳は、調剤技術料が1兆7371億円で1.4%増、薬剤料が5兆2444億円で6.8%増である。薬剤料は内服薬が4兆3755億円、外用薬が6348億円、後発品が5999億円、注射薬が1959億円などで、内服薬が83.4%を占める。処方箋1枚当たりの年齢階級別の伸びを見ると、75歳以上が5.3%増、70〜75歳では5.0%増となり、75歳以上が最も伸びた。 調剤医療費の大まかな構成は技術料が25%、薬剤料が75%だから、やはり薬剤料に目を向けざるを得ない。とりわけ薬剤料の抑制には後発品...
厚生労働省は9月19日の社会保障審議会医療保険部会に「13年度の調剤医療費(電算処理分)」を報告した。 電算処理分の調剤医療費は、調剤レセプト全体の約99.4%を占めている。13年度は6兆9933億円、対前年度比で6.1%増となった。処方箋枚数は7億8958万枚で、処方箋1枚当たりの調剤医療費も8857円、5.4%増と好調だった。 調剤医療費の内訳は、調剤技術料が1兆7371億円で1.4%増、薬剤料が5兆2444億円で6.8%増である。薬剤料は内服薬が4兆3755億円、外用薬が6348億円、後発品が5999億円、注射薬が1959億円などで、内服薬が83.4%を占める。処方箋1枚当たりの年齢階級別の伸びを見ると、75歳以上が5.3%増、70〜75歳では5.0%増となり、75歳以上が最も伸びた。 調剤医療費の大まかな構成は技術料が25%、薬剤料が75%だから、やはり薬剤料に目を向けざるを得ない。とりわけ薬剤料の抑制には後発品の使
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