医薬経済オンライン

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医療企業・その現状と展望

アインファーマシーズ 買収戦略を推進する調剤薬局のトップ

—全国展開で薬局総数は616店に—

2014年10月1日号

 13年度(14年4月期)の売上規模は1702億円、調剤薬局を主たる事業とする企業では最大である。事業は調剤の「医薬事業」、都市型ドラッグストアの「物販事業」、不動産賃貸など「その他」で構成されるが、医薬事業1515億円、物販事業180億円、その他7億円で、医薬事業が89%を占める主力事業だ。業界2位の日本調剤が売上高1653億円、調剤事業1460億円だったから、業界トップの座は揺るぎない。  札幌で69年に設立した事業は受託臨床検査事業だった。調剤薬局事業への参入は93年、旭川への出店が第1号である。日本調剤が80年に調剤薬局を札幌に出店して設立してから13年もあとだ。調剤事業参入で後発でありながら現状でトップの座を占めているのは、参入後は調剤事業に経営資源を集中する「選択と集中」の経営戦略に取り組んできたためである。  参入から5年後の98年には、それまでの主たる事業であっ...  13年度(14年4月期)の売上規模は1702億円、調剤薬局を主たる事業とする企業では最大である。事業は調剤の「医薬事業」、都市型ドラッグストアの「物販事業」、不動産賃貸など「その他」で構成されるが、医薬事業1515億円、物販事業180億円、その他7億円で、医薬事業が89%を占める主力事業だ。業界2位の日本調剤が売上高1653億円、調剤事業1460億円だったから、業界トップの座は揺るぎない。  札幌で69年に設立した事業は受託臨床検査事業だった。調剤薬局事業への参入は93年、旭川への出店が第1号である。日本調剤が80年に調剤薬局を札幌に出店して設立してから13年もあとだ。調剤事業参入で後発でありながら現状でトップの座を占めているのは、参入後は調剤事業に経営資源を集中する「選択と集中」の経営戦略に取り組んできたためである。  参入から5年後の98年には、それまでの主たる事業であった

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