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話題の焦点

「子どもに“薬剤オフラベル使用”」

2014年9月15日号

 東京女子医大病院で、2歳の男児が鎮静剤「プロポフォール」の投与後に死亡するという医療事故が発生した。 この薬剤は、16歳未満の小児には使用禁忌であったため社会的に大きな反響を呼んだ。 だが、この薬剤が多くの病院で経験的に小児対象に広く使用されているという事実が明るみに出て、事態が複雑化することに。 実は米国でも同様の悩みがあり、添付文書で子どもへの至適投与量や安全性に関するデータの記載のない薬剤が、全体の半数以上も。それでも実際にはこれら薬剤の多くが子どもに使用されており、この現象を「薬剤オフレベル使用」と呼んでいる。 こうした現状を受け、プロポフォールの扱いに関して、日本集中治療医学会は、「禁忌」は「禁止」とは異なり、医師の裁量を束縛するものではないと苦渋の決断をした。 患者の安全管理を厳格に考えつつ慎重使用するという実践的判断である。...  東京女子医大病院で、2歳の男児が鎮静剤「プロポフォール」の投与後に死亡するという医療事故が発生した。 この薬剤は、16歳未満の小児には使用禁忌であったため社会的に大きな反響を呼んだ。 だが、この薬剤が多くの病院で経験的に小児対象に広く使用されているという事実が明るみに出て、事態が複雑化することに。 実は米国でも同様の悩みがあり、添付文書で子どもへの至適投与量や安全性に関するデータの記載のない薬剤が、全体の半数以上も。それでも実際にはこれら薬剤の多くが子どもに使用されており、この現象を「薬剤オフレベル使用」と呼んでいる。 こうした現状を受け、プロポフォールの扱いに関して、日本集中治療医学会は、「禁忌」は「禁止」とは異なり、医師の裁量を束縛するものではないと苦渋の決断をした。 患者の安全管理を厳格に考えつつ慎重使用するという実践的判断である。 

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