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その役割はあくまで「年金運用」

毎年改定“肯定派”の塩崎厚労相は「16年度改定」前に去るか

2014年9月15日号

「経済こそ最優先というなかで、厚生労働行政から何ができるのかを含めて全力を尽くしていきたい」  安倍晋三首相が9月3日に行った内閣改造。厚労相の座を射止め記者会見場の雛壇に立ったのは、首相の盟友にして経済・金融の論客として知られる塩崎恭久元官房長官だった。社会保障政策にも興味を持ち、98年頃には根本匠前復興相、安倍首相、石原伸晃前環境相とともに、各々の苗字の頭文字を捩った社会保障政策グループ「NAISの会」を結成した経緯もある。  塩崎氏は06〜07年の第1次安倍内閣で官房長官を務めて以降、政府内の要職に就くことはなかったが、根本氏、石原氏は12年12月からの第2次内閣で閣僚として重用されていた。今回、2人に代わって、外されていた「S」が復帰を果たした格好だ。  大阪出身で東京都新宿区育ちの63歳。衆院当選6回、参院1回のベテランだ。父親は元大蔵官僚ながら税... 「経済こそ最優先というなかで、厚生労働行政から何ができるのかを含めて全力を尽くしていきたい」  安倍晋三首相が9月3日に行った内閣改造。厚労相の座を射止め記者会見場の雛壇に立ったのは、首相の盟友にして経済・金融の論客として知られる塩崎恭久元官房長官だった。社会保障政策にも興味を持ち、98年頃には根本匠前復興相、安倍首相、石原伸晃前環境相とともに、各々の苗字の頭文字を捩った社会保障政策グループ「NAISの会」を結成した経緯もある。  塩崎氏は06〜07年の第1次安倍内閣で官房長官を務めて以降、政府内の要職に就くことはなかったが、根本氏、石原氏は12年12月からの第2次内閣で閣僚として重用されていた。今回、2人に代わって、外されていた「S」が復帰を果たした格好だ。  大阪出身で東京都新宿区育ちの63歳。衆院当選6回、参院1回のベテランだ。父親は元大蔵官僚ながら税制

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