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再増税なら「来秋、薬価改定」説が急浮上

15年10月の消費税アップに備え、3月の薬価調査が濃厚に

(株)薬新 井高恭彦

2014年9月15日号

 15年10月に消費税が8%から10%に上がると、同時に診療報酬、薬価も改定するのか。医療界、製薬業界にとって、目下、最大の関心事である。 「診療報酬と薬価改定は2年に1回」という慣例を踏襲すれば、次は16年4月だ。しかし、その半年前に消費税の再増税が予定されているから、話がややこしくなる。  業界内では、今、さまざまな予測が飛び交っている。「増税分だけ薬価に載せて終わり」という楽観論があれば「いやいやそれじゃあ、保険者が黙っていない」と突っ込みが入る。「薬価改定(引き下げ)も同時実施する」との声が上がれば「医師会が薬価引き下げで浮いた財源を診療報酬に回せと言うに決まっている」と続き、話はどんどん膨らんでいく。  15年10月に予定通り消費税を10%まで引き上げるかどうか。予算編成に組み込む必要があるから、安倍晋三首相は遅くとも12月上旬には最終判断を下さね...  15年10月に消費税が8%から10%に上がると、同時に診療報酬、薬価も改定するのか。医療界、製薬業界にとって、目下、最大の関心事である。 「診療報酬と薬価改定は2年に1回」という慣例を踏襲すれば、次は16年4月だ。しかし、その半年前に消費税の再増税が予定されているから、話がややこしくなる。  業界内では、今、さまざまな予測が飛び交っている。「増税分だけ薬価に載せて終わり」という楽観論があれば「いやいやそれじゃあ、保険者が黙っていない」と突っ込みが入る。「薬価改定(引き下げ)も同時実施する」との声が上がれば「医師会が薬価引き下げで浮いた財源を診療報酬に回せと言うに決まっている」と続き、話はどんどん膨らんでいく。  15年10月に予定通り消費税を10%まで引き上げるかどうか。予算編成に組み込む必要があるから、安倍晋三首相は遅くとも12月上旬には最終判断を下さねばな

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