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医療企業・その現状と展望

マルホ 皮膚科学と外用剤特化で存在感

—好調な売上増と収益性向上を持続—

2014年9月15日号

 マルホは皮膚科領域治療薬で確固たる地位を占めるスペシャリティファーマだ。非公開企業だが8月に国内無担保普通社債を発行した。期間5年で100億円、資金は研究開発費に充当する。初の発行で格付投資情報センターからAマイナスの高格付けを取得している。財務、収益状況が優れ、投資対象として高評価を得たことになる。決算期は9月、連結決算の実施は12年9月期からだ。ただ、直近の13年9月期の単体売上高は連結売上高の98%を占め、単体と連結に大きな違いはないので遡って比較できる単体決算で見ていく。  09年9月期の売上高は512億4600万円だった。以後、10年9月期が535億600万円で4.4%増、11年9月期が578億1000万円で8%増、12年9月期が607億8000万円で5.1%増、13年9月期が630億9800万円で3.8%増だった。一貫して増収が続いている。09年9月期と13年9月期を比較すると4年間で23.1%の伸びにな...  マルホは皮膚科領域治療薬で確固たる地位を占めるスペシャリティファーマだ。非公開企業だが8月に国内無担保普通社債を発行した。期間5年で100億円、資金は研究開発費に充当する。初の発行で格付投資情報センターからAマイナスの高格付けを取得している。財務、収益状況が優れ、投資対象として高評価を得たことになる。決算期は9月、連結決算の実施は12年9月期からだ。ただ、直近の13年9月期の単体売上高は連結売上高の98%を占め、単体と連結に大きな違いはないので遡って比較できる単体決算で見ていく。  09年9月期の売上高は512億4600万円だった。以後、10年9月期が535億600万円で4.4%増、11年9月期が578億1000万円で8%増、12年9月期が607億8000万円で5.1%増、13年9月期が630億9800万円で3.8%増だった。一貫して増収が続いている。09年9月期と13年9月期を比較すると4年間で23.1%の伸びになる。

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