OBSERVER
飯島伴典・木町薬局(イイジマ薬局)
2014年9月1日号
変化が求められている——医薬分業バッシングや薬局業界の動きを見て、若手の薬局経営幹部として、どう感じていますか。飯島 とにかく変化が求められていると感じている。急がなくてはならない。ただ、残念ながら、業界全体に焦りはないように見える。何だかんだ「食えて」いる状況のなか、現状をよしとする雰囲気が拭えていない。厳しいと言われる14年度調剤報酬改定を受けても、そのままだ。自ら変化を求め、「薬局はどうあるべきか」を模索していかなくてはならない。もっと業界として本気で考えるべきだ。 現状においても、服薬指導や処方提案といった従来業務に加え、国が喫緊の課題に位置付ける在宅などもある。患者に最適な医薬品を選択してもらうために、「かかりつけ薬剤師」として取り組まなくてはならない事柄は山ほどある。 私は、まず袋詰めをするような調剤業務を評価する点数体系はもう...
変化が求められている——医薬分業バッシングや薬局業界の動きを見て、若手の薬局経営幹部として、どう感じていますか。飯島 とにかく変化が求められていると感じている。急がなくてはならない。ただ、残念ながら、業界全体に焦りはないように見える。何だかんだ「食えて」いる状況のなか、現状をよしとする雰囲気が拭えていない。厳しいと言われる14年度調剤報酬改定を受けても、そのままだ。自ら変化を求め、「薬局はどうあるべきか」を模索していかなくてはならない。もっと業界として本気で考えるべきだ。 現状においても、服薬指導や処方提案といった従来業務に加え、国が喫緊の課題に位置付ける在宅などもある。患者に最適な医薬品を選択してもらうために、「かかりつけ薬剤師」として取り組まなくてはならない事柄は山ほどある。 私は、まず袋詰めをするような調剤業務を評価する点数体系はもう要ら
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