やはり恵まれている日本の「ＡＧ市場」

金石のブロプレスで「強気」のあすか製薬

2014年9月1日号

あすかはどう売っていくか　6月に一斉に発売された高血圧治療剤「ディオバン」（ノバルティスファーマ）の後発品であるバルサルタン製剤には31社128品目が参入、薬価も先発品の0.5掛け（50％）でスタートした。発売してまだ2ヵ月弱であるがノバルティスの子会社のサンドが発売したＡＧ（オーソライズドジェネリック）品がダントツの売れ行きであるという。　同剤は13年8月にＡＧ製剤として承認を取得していたが、ディオバン問題によりノバルティスグループとして自粛をして、本来なら13年12月に発売できたにもかかわらず、今回ほかの後発品と同時の薬価収載となった。一方、これだけの数の後発品が参入したこともあり、大手後発品専業の販社では薬価の20〜30％程度の安値で早くも販売するところも出始めており、壮絶な価格競争のゴングが鳴っている。　ここで少し日本のＡＧの動向に触れておこう。日... あすかはどう売っていくか　6月に一斉に発売された高血圧治療剤「ディオバン」（ノバルティスファーマ）の後発品であるバルサルタン製剤には31社128品目が参入、薬価も先発品の0.5掛け（50％）でスタートした。発売してまだ2ヵ月弱であるがノバルティスの子会社のサンドが発売したＡＧ（オーソライズドジェネリック）品がダントツの売れ行きであるという。　同剤は13年8月にＡＧ製剤として承認を取得していたが、ディオバン問題によりノバルティスグループとして自粛をして、本来なら13年12月に発売できたにもかかわらず、今回ほかの後発品と同時の薬価収載となった。一方、これだけの数の後発品が参入したこともあり、大手後発品専業の販社では薬価の20〜30％程度の安値で早くも販売するところも出始めており、壮絶な価格競争のゴングが鳴っている。　ここで少し日本のＡＧの動向に触れておこう。日本で

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