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積極投資で株価再上昇のカルナバイオ

第7回

2014年9月1日号

 カルナバイオサイエンスは03年4月に鐘紡から新薬事業の営業譲渡を受けた日本オルガノン、その研究部門が母体となって設立されたバイオベンチャー企業である。社名の由来は、人間の健康を守る女神の「カルナ(CARNA)」である。バイオサイエンス(生命科学)を探求することで、人々の生命を守り、健康に貢献することをめざすことを基本理念としている。08年3月、JASDAQ証券取引所NEO市場に株式上場した。キナーゼたんぱく質の販売など創薬支援事業と医薬品を開発する創薬事業の2つの事業を行っている。販売するキナーゼの数は344、アッセイできるキナーゼは316を揃え、キナーゼにおいては世界有数の企業である。  14年12月期の第2四半期の業績を事業セグメントごとに見ると、創薬支援事業の売上げは3億600万円(前年同期比▲10.4%)、営業利益は3800万円(▲62.5%)。もう一方の創薬事...  カルナバイオサイエンスは03年4月に鐘紡から新薬事業の営業譲渡を受けた日本オルガノン、その研究部門が母体となって設立されたバイオベンチャー企業である。社名の由来は、人間の健康を守る女神の「カルナ(CARNA)」である。バイオサイエンス(生命科学)を探求することで、人々の生命を守り、健康に貢献することをめざすことを基本理念としている。08年3月、JASDAQ証券取引所NEO市場に株式上場した。キナーゼたんぱく質の販売など創薬支援事業と医薬品を開発する創薬事業の2つの事業を行っている。販売するキナーゼの数は344、アッセイできるキナーゼは316を揃え、キナーゼにおいては世界有数の企業である。  14年12月期の第2四半期の業績を事業セグメントごとに見ると、創薬支援事業の売上げは3億600万円(前年同期比▲10.4%)、営業利益は3800万円(▲62.5%)。もう一方の創薬事業に

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