官庁ふるさと人脈
群馬県(下) 太田高から事務次官3人
第15回
2014年9月1日号
群馬県の出身の官僚たちは「あかぎ会」と名づけた懇談会を結成し、年に1回総会を開いている。初代の代表幹事は、自治省事務次官のあと内閣官房副長官を務めた石原信雄氏(東大法卒52年入省、写真右上)である。同氏が出たのは県立太田高校だ。この高校からは同氏以下、3人の事務次官を輩出している。 2人目は旧建設省の事務次官だった鈴木道雄氏(東大工56年建設省)だ。建設技監や建設事務次官を歴任し、勇退後も日本道路公団総裁や道路環境研究所理事長、土木学会会長などの要職を務めた。3人目は環境省で事務次官を務めた同省顧問の谷津龍太郎氏(東北大院工76年環境庁、写真右下)で、太田市の出身だ。地球環境審議官など主要ポストを務めて事務次官になり、今年7月に退任。同省顧問となった。 太田高の前身の旧制中学からは帝人社長や参議院議員を務めた故大屋晋三氏や三井銀行の社長、...
群馬県の出身の官僚たちは「あかぎ会」と名づけた懇談会を結成し、年に1回総会を開いている。初代の代表幹事は、自治省事務次官のあと内閣官房副長官を務めた石原信雄氏(東大法卒52年入省、写真右上)である。同氏が出たのは県立太田高校だ。この高校からは同氏以下、3人の事務次官を輩出している。 2人目は旧建設省の事務次官だった鈴木道雄氏(東大工56年建設省)だ。建設技監や建設事務次官を歴任し、勇退後も日本道路公団総裁や道路環境研究所理事長、土木学会会長などの要職を務めた。3人目は環境省で事務次官を務めた同省顧問の谷津龍太郎氏(東北大院工76年環境庁、写真右下)で、太田市の出身だ。地球環境審議官など主要ポストを務めて事務次官になり、今年7月に退任。同省顧問となった。 太田高の前身の旧制中学からは帝人社長や参議院議員を務めた故大屋晋三氏や三井銀行の社長、会
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