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改定で奔走、今や「官邸の厚労相」

加藤官房副長官が重宝されるワケ

2014年8月15日号

 7月17日夕、首相官邸の大ホールで開かれた社会保障制度改革推進会議の初会合。安倍晋三首相の到着を待つ間、会議の主役の1人である田村憲久厚生労働相と親しげに談笑していたのが、加藤勝信官房副長官だ。  官邸の住人の菅義偉官房長官や世耕弘成官房副長官に比べ全国的な知名度は今ひとつだが、安倍政権の社会保障政策を官邸から差配し、「官邸の厚労相」(厚労省幹部)とも呼ばれる。官邸5階の加藤氏の執務室には、厚労省幹部が日参する姿が目撃されている。  社会保障制度改革推進会議や、前身の社会保障制度改革国民会議の生みの親も実は加藤氏だ。民主党政権時代、自民党の「社会保障制度に関する特命委員会」の事務局長として、国民会議の設置根拠を定めた社会保障制度改革推進法の原案である社会保障制度改革基本法案を書き上げた。現在まで続く一連の社会保障改革は、この基本法案のフレー...  7月17日夕、首相官邸の大ホールで開かれた社会保障制度改革推進会議の初会合。安倍晋三首相の到着を待つ間、会議の主役の1人である田村憲久厚生労働相と親しげに談笑していたのが、加藤勝信官房副長官だ。  官邸の住人の菅義偉官房長官や世耕弘成官房副長官に比べ全国的な知名度は今ひとつだが、安倍政権の社会保障政策を官邸から差配し、「官邸の厚労相」(厚労省幹部)とも呼ばれる。官邸5階の加藤氏の執務室には、厚労省幹部が日参する姿が目撃されている。  社会保障制度改革推進会議や、前身の社会保障制度改革国民会議の生みの親も実は加藤氏だ。民主党政権時代、自民党の「社会保障制度に関する特命委員会」の事務局長として、国民会議の設置根拠を定めた社会保障制度改革推進法の原案である社会保障制度改革基本法案を書き上げた。現在まで続く一連の社会保障改革は、この基本法案のフレームに

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