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MR活動実態調査レポート

COPDハイポテンシャル専門医への活動

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析105

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2014年8月15日号

 今回も引き続き専門医へのMR活動を分析する。今回取り上げるのは呼吸器領域で、COPDの患者を多く診療している医師への活動をみた。12年の医師・歯科医師数調査(厚生労働省)では呼吸器専門医は5337人で総医師数28万8885人に対して1・85%に過ぎず、平均年齢は43・5歳だった。最も多いのは内科医は6万1777人で全体の21・8%を占める。専門医の少なさとCOPDの啓発による患者数激増により、専門医は多忙を極めている。 表2─1は、COPD患者を月間40人以上診療している群で平均患者数は69人となっている。表2─2は、月間20〜39人でその平均は26人だった。表2─1の超ハイポテンシャル専門医への面談率が最も高かった企業はアステラス製薬で91%、COPDの草分けともいえる「スピリーバ」を有する日本ベーリンガーインゲルハイムは85%だった。前年同期の両社の面談率はアステラスが90%、ベー...  今回も引き続き専門医へのMR活動を分析する。今回取り上げるのは呼吸器領域で、COPDの患者を多く診療している医師への活動をみた。12年の医師・歯科医師数調査(厚生労働省)では呼吸器専門医は5337人で総医師数28万8885人に対して1・85%に過ぎず、平均年齢は43・5歳だった。最も多いのは内科医は6万1777人で全体の21・8%を占める。専門医の少なさとCOPDの啓発による患者数激増により、専門医は多忙を極めている。 表2─1は、COPD患者を月間40人以上診療している群で平均患者数は69人となっている。表2─2は、月間20〜39人でその平均は26人だった。表2─1の超ハイポテンシャル専門医への面談率が最も高かった企業はアステラス製薬で91%、COPDの草分けともいえる「スピリーバ」を有する日本ベーリンガーインゲルハイムは85%だった。前年同期の両社の面談率はアステラスが90%、ベーリ

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