医薬経済オンライン

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interview

小林大吉郎・Meiji Seika ファルマ社長

2014年8月15日号

「コストの崖」を飛び越える ——4月の薬価改定で3価格帯制が導入され、後発品事業の見通しはより不透明になってきました。小林 日本の後発品市場は今後、制度的な下支えがあるし、高齢患者も増えてくるので、当然市場は大きくなっていく。 ただ問題は、今回の薬価改定でグルーピングされたこと。現状は3グループだが、今後、単価の下落は我われの想像を超えて進んでいくだろう。後発品ビジネスを続けていくのであれば、それに耐えうるコスト構造が必要で、品質と低コストという二律背反を、日本市場でも実現していかないといけない。 今回の(6月に約295億円で買収すると発表したインドの)メドライクとのご縁は、将来的にポジティブな影響があると思う。 ——メドライクには、日本市場向けの製造も任せるのでしょうか。小林 実は、フレゼニウス(カービジャパン、日本向けのジェネリック抗がん剤を導... 「コストの崖」を飛び越える ——4月の薬価改定で3価格帯制が導入され、後発品事業の見通しはより不透明になってきました。小林 日本の後発品市場は今後、制度的な下支えがあるし、高齢患者も増えてくるので、当然市場は大きくなっていく。 ただ問題は、今回の薬価改定でグルーピングされたこと。現状は3グループだが、今後、単価の下落は我われの想像を超えて進んでいくだろう。後発品ビジネスを続けていくのであれば、それに耐えうるコスト構造が必要で、品質と低コストという二律背反を、日本市場でも実現していかないといけない。 今回の(6月に約295億円で買収すると発表したインドの)メドライクとのご縁は、将来的にポジティブな影響があると思う。 ——メドライクには、日本市場向けの製造も任せるのでしょうか。小林 実は、フレゼニウス(カービジャパン、日本向けのジェネリック抗がん剤を導入

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