国内バイオベンチャーの戦略を見る
バイオ後続品のグローバル展開めざす
第6回
2014年8月1日号
ジーンテクノサイエンスは、北海道大学遺伝子病制御研究所の上出利光教授の免疫関連タンパク質の機能研究の成果を診断薬や治療薬として開発すること、医薬品開発における受託サービス業務を行うことを目的に01年3月に設立された。そして半年後の9月にはホクドーや新薬開発研究所、日本レーザ電子、免疫生物研究所とともに「Bio Infomatics札幌コンソーシアム」を形成している。さらに02年の6月には産業技術総合研究所の北海道センター内に研究所を新設。バイオ新薬事業の研究開発を強化するとともに、バイオ後続品事業への参入について検討を開始している。 設立当初、ジーンテクノサイエンスの社長は、免疫生物研究所の清藤勉社長が兼務していた。現社長の河南雅成氏は当時、免疫生物研究所の取締役経営企画室室長を務めており、社長人事には免疫生物研究所の意向が強く働いたと見られる。 河南氏...
ジーンテクノサイエンスは、北海道大学遺伝子病制御研究所の上出利光教授の免疫関連タンパク質の機能研究の成果を診断薬や治療薬として開発すること、医薬品開発における受託サービス業務を行うことを目的に01年3月に設立された。そして半年後の9月にはホクドーや新薬開発研究所、日本レーザ電子、免疫生物研究所とともに「Bio Infomatics札幌コンソーシアム」を形成している。さらに02年の6月には産業技術総合研究所の北海道センター内に研究所を新設。バイオ新薬事業の研究開発を強化するとともに、バイオ後続品事業への参入について検討を開始している。 設立当初、ジーンテクノサイエンスの社長は、免疫生物研究所の清藤勉社長が兼務していた。現社長の河南雅成氏は当時、免疫生物研究所の取締役経営企画室室長を務めており、社長人事には免疫生物研究所の意向が強く働いたと見られる。 河南氏が社
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