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迫る看護師不足で「日中」が連携

千葉大病院の受け入れ事業の課題は

2014年8月1日号

 これこそ最も効果的な看護師不足対策ではなかろうか。千葉大学医学部附属病院が始めた中国人看護師の受け入れ事業だ。同大学と姉妹提携を結んでいる遼寧省瀋陽市にある中国医科大学附属病院から日本勤務を望む看護師を招くというものだ。 すでに今年1月に2人のベテラン看護師が来日し、4月にはもう1人が加わり、千葉大病院で6ヵ月の日本の医療、看護を実習中だ。10月にはさらに2人の看護師が交代で来日し、実習を受ける予定である。 だが、彼女たちが日本で長期にわたり看護師として働くわけではない。彼女たちは帰国後、中国医科大病院で後輩の看護師たちに日本の医療、看護方式を教える教師になるのである。そして彼女たちの教育を受けた後輩看護師が来日して日本語の検定試験、看護師国家試験を受験し、千葉大病院に正規の看護師として勤務するという壮大な事業計画なのである。 これまでEPA...  これこそ最も効果的な看護師不足対策ではなかろうか。千葉大学医学部附属病院が始めた中国人看護師の受け入れ事業だ。同大学と姉妹提携を結んでいる遼寧省瀋陽市にある中国医科大学附属病院から日本勤務を望む看護師を招くというものだ。 すでに今年1月に2人のベテラン看護師が来日し、4月にはもう1人が加わり、千葉大病院で6ヵ月の日本の医療、看護を実習中だ。10月にはさらに2人の看護師が交代で来日し、実習を受ける予定である。 だが、彼女たちが日本で長期にわたり看護師として働くわけではない。彼女たちは帰国後、中国医科大病院で後輩の看護師たちに日本の医療、看護方式を教える教師になるのである。そして彼女たちの教育を受けた後輩看護師が来日して日本語の検定試験、看護師国家試験を受験し、千葉大病院に正規の看護師として勤務するという壮大な事業計画なのである。 これまでEPA(

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