医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

interview

宮岡等・北里大学医学部精神科学主任教授

2014年7月15日号

医師は治験データ読む努力を北里大学医学部精神科学主任教授宮岡等 「ボールペンのロゴにはサブリミナル効果がある」「お弁当を食べさせるのも、データに裏付けられた行動」 製薬会社が医師に配るノベルティグッズ、学術大会には付き物の「ランチョンセミナー」は医師の処方を歪める。6月27日、横浜市で開催した日本精神神経学会学術総会では、「製薬会社の説明会やパンフレットの使い方」と題した教育講演が行われた。MRが持参するパンフレットを鵜呑みにし、自ら勉強してデータを得ようとしない医師に注意を促したのだ。 この講演が企画された背景には、精神神経学会のポリシーがある。数十年前から学術総会の運営には、製薬会社の寄付を受けず、ランチョンセミナーも行っていない。学会の会長を務める北里大学医学部精神科学の宮岡等主任教授に、その狙いについて聞いた。——学術総会では、製... 医師は治験データ読む努力を北里大学医学部精神科学主任教授宮岡等 「ボールペンのロゴにはサブリミナル効果がある」「お弁当を食べさせるのも、データに裏付けられた行動」 製薬会社が医師に配るノベルティグッズ、学術大会には付き物の「ランチョンセミナー」は医師の処方を歪める。6月27日、横浜市で開催した日本精神神経学会学術総会では、「製薬会社の説明会やパンフレットの使い方」と題した教育講演が行われた。MRが持参するパンフレットを鵜呑みにし、自ら勉強してデータを得ようとしない医師に注意を促したのだ。 この講演が企画された背景には、精神神経学会のポリシーがある。数十年前から学術総会の運営には、製薬会社の寄付を受けず、ランチョンセミナーも行っていない。学会の会長を務める北里大学医学部精神科学の宮岡等主任教授に、その狙いについて聞いた。——学術総会では、製薬

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence