Patient Relations
神奈川乾癬友の会
2014年7月1日号
WHO決議はスタート地点奥瀬正紀代表 14年5月24日、世界保健機構(WHO)は総会で乾癬について「苦痛を伴い、機能障害をもたらす慢性・非伝染性の完治しない疾患」として認める決議を採択した。これは世界の乾癬患者の治療環境やQOLの向上をめざし、国レベルで行動を起こすよう加盟国に求めるもので、乾癬患者にとっては歴史的な採択になった。 このWHO決議を受け、国際乾癬患者団体連合(IFPA)は臨時の会議を開催。ドイツで開かれ、35ヵ国が集まったその会議には、日本から神奈川乾癬友の会の奥瀬正紀代表が出席した。奥瀬代表にそのときの様子などを聞いた。 ──WHO決議について。 奥瀬 はじめ乾癬が採択されたと聞いたときは「やったね、よかったね」とみんなで喜びました。以前からこの話がありましたが、採択されることで何がどうなっていくのか、そのときはよくわかっておら...
WHO決議はスタート地点奥瀬正紀代表 14年5月24日、世界保健機構(WHO)は総会で乾癬について「苦痛を伴い、機能障害をもたらす慢性・非伝染性の完治しない疾患」として認める決議を採択した。これは世界の乾癬患者の治療環境やQOLの向上をめざし、国レベルで行動を起こすよう加盟国に求めるもので、乾癬患者にとっては歴史的な採択になった。 このWHO決議を受け、国際乾癬患者団体連合(IFPA)は臨時の会議を開催。ドイツで開かれ、35ヵ国が集まったその会議には、日本から神奈川乾癬友の会の奥瀬正紀代表が出席した。奥瀬代表にそのときの様子などを聞いた。 ──WHO決議について。 奥瀬 はじめ乾癬が採択されたと聞いたときは「やったね、よかったね」とみんなで喜びました。以前からこの話がありましたが、採択されることで何がどうなっていくのか、そのときはよくわかっておらず
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