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医薬経済気象台

消費回復へ所得増の援軍

2014年6月15日号

 百貨店大手4グループが、5月の売上高速報を発表した。4月からの消費税増税を挟んだ3月以降の前年同期との比較を見ると、消費が着実に回復の足取りにあることが確認できる。三越伊勢丹は3月が24.2%増、4月が▲7.9%、5月が▲2.7%、高島屋は3月が31.7%増、4月が▲13.5%、5月が▲6.6%、Jフロントリテイリングは3月が33.1%増、4月が▲15.3%、5月が▲7.7%、阪急阪神百貨店は3月が26.5%増、4月が▲7.9%、5月は1.3%増だ。各グループとも5月は4月に比べて減少幅が大幅に縮小、阪急阪神百貨店は早くもプラスに転じている。  5月下旬から相次いで発表された4月の消費関連の統計は、予想された通り、増税の駆け込みの反動が出て3月に比べて大きく悪化した。これによって増税の影響は無視できないと消費の先行きを懸念する意見が少なくなかった。増税、社会保険料負担の増加、物価上昇などの家計圧迫要因が...  百貨店大手4グループが、5月の売上高速報を発表した。4月からの消費税増税を挟んだ3月以降の前年同期との比較を見ると、消費が着実に回復の足取りにあることが確認できる。三越伊勢丹は3月が24.2%増、4月が▲7.9%、5月が▲2.7%、高島屋は3月が31.7%増、4月が▲13.5%、5月が▲6.6%、Jフロントリテイリングは3月が33.1%増、4月が▲15.3%、5月が▲7.7%、阪急阪神百貨店は3月が26.5%増、4月が▲7.9%、5月は1.3%増だ。各グループとも5月は4月に比べて減少幅が大幅に縮小、阪急阪神百貨店は早くもプラスに転じている。  5月下旬から相次いで発表された4月の消費関連の統計は、予想された通り、増税の駆け込みの反動が出て3月に比べて大きく悪化した。これによって増税の影響は無視できないと消費の先行きを懸念する意見が少なくなかった。増税、社会保険料負担の増加、物価上昇などの家計圧迫要因が、今

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