医薬経済オンライン

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日本流が通じぬ「階級社会」インド

ビジネスの成功確率は「せんみつ」

2014年5月15日号

 5月16日に大勢が判明するインド総選挙。投票の行方は過去10年にわたって国を率いた与党・国民会議派の経済失策や蔓延する汚職に対する国民の不満から、ナレンドラ・モディ氏率いる最大野党のインド人民党(BJP)が政権を奪取するとの見方が強まっている。  01年以来、同国グジャラート州の首相の地位にあるモディ氏は、積極的なインフラ整備や外資の受け入れで州経済を立て直した実績と、紅茶売りという庶民の出でありながら「純然たる才能でのし上がった」(英エコノミスト誌)異色の経歴が注目される人物だ。中小企業の経営者から熱烈な支持を集めている。エコノミスト誌は「モディ氏が選挙に勝てば、株式相場が20%上昇する」というムンバイのバンカーたちの声を紹介しながら、早くも、英国のマーガレット・サッチャー元首相(故人)のような改革を通じてインド経済を再び成長軌道に乗せる可能...  5月16日に大勢が判明するインド総選挙。投票の行方は過去10年にわたって国を率いた与党・国民会議派の経済失策や蔓延する汚職に対する国民の不満から、ナレンドラ・モディ氏率いる最大野党のインド人民党(BJP)が政権を奪取するとの見方が強まっている。  01年以来、同国グジャラート州の首相の地位にあるモディ氏は、積極的なインフラ整備や外資の受け入れで州経済を立て直した実績と、紅茶売りという庶民の出でありながら「純然たる才能でのし上がった」(英エコノミスト誌)異色の経歴が注目される人物だ。中小企業の経営者から熱烈な支持を集めている。エコノミスト誌は「モディ氏が選挙に勝てば、株式相場が20%上昇する」というムンバイのバンカーたちの声を紹介しながら、早くも、英国のマーガレット・サッチャー元首相(故人)のような改革を通じてインド経済を再び成長軌道に乗せる可能性

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