MR活動実態調査レポート
ディテーリング情報の有効活用
新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析102
エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久
2014年5月15日号
今回は定番の3ヵ月D(ディテールの略)分析で上位30社と30製品を掲載した。Dウエイトのかけ方の差、製品単位のDウエイトの最新情報である。 直近の傾向は糖尿病治療薬領域の熾烈なD合戦である。SGLT2阻害剤の「スーグラ」が発売されたが、表2の製品別D数ランキングを見るとわかるように、発売前の1月に初登場でいきなり2位を獲得し、2月と3月は堂々のトップだった。しかし、販路別のD実態は、病院販路では1月10位、2月2位、3月1位と開診販路の立ち上がりに比べてやや劣っていた。 スーグラ以降、立て続けに各社から発売されるSGLT2阻害剤を中心にしばらくは熾烈なシェア争いが起きると考えられるが、スーグラの成功が後に続くSGLT2阻害剤に大きく影響するだけに、ID(インパクトディテール)数やID率分析を交え、医師の声も伝えていきたいと考えている。 さて、これまで100回...
今回は定番の3ヵ月D(ディテールの略)分析で上位30社と30製品を掲載した。Dウエイトのかけ方の差、製品単位のDウエイトの最新情報である。 直近の傾向は糖尿病治療薬領域の熾烈なD合戦である。SGLT2阻害剤の「スーグラ」が発売されたが、表2の製品別D数ランキングを見るとわかるように、発売前の1月に初登場でいきなり2位を獲得し、2月と3月は堂々のトップだった。しかし、販路別のD実態は、病院販路では1月10位、2月2位、3月1位と開診販路の立ち上がりに比べてやや劣っていた。 スーグラ以降、立て続けに各社から発売されるSGLT2阻害剤を中心にしばらくは熾烈なシェア争いが起きると考えられるが、スーグラの成功が後に続くSGLT2阻害剤に大きく影響するだけに、ID(インパクトディテール)数やID率分析を交え、医師の声も伝えていきたいと考えている。 さて、これまで100回以
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