interview
神野浩一・ファイザーワクチン事業部門長
2014年5月15日号
定期接種化は「ゴール」でない ファイザー日本法人は今年に入って、世界的な組織改編に伴って、「ワクチン」をひとつの事業部門として独立させた。現在、同社が取り扱うワクチン製品は肺炎球菌ワクチン「プレベナー」1製品のみ。だが、プレベナーのグローバル売上高は約40億ドルと「リリカ」に次いで大きい。日本では小児用として10年に発売し、定期接種制度に組み込まれている。また、成人の追加適応も申請中の段階にある。国内では今年10月から、成人用の肺炎球菌ワクチンも定期接種化される見通しだ。ワクチン事業部門長の神野浩一氏に今後の展望などを聞いた。——ワクチン市場の環境と、ファイザーの事業モデルを教えてください。神野 どのワクチンにも言えるが、定期接種化されることが売り上げ拡大につながる大きな要因となる。ただ、定期接種化がゴールではない。やはり、市場環境は「接種率」に...
定期接種化は「ゴール」でない ファイザー日本法人は今年に入って、世界的な組織改編に伴って、「ワクチン」をひとつの事業部門として独立させた。現在、同社が取り扱うワクチン製品は肺炎球菌ワクチン「プレベナー」1製品のみ。だが、プレベナーのグローバル売上高は約40億ドルと「リリカ」に次いで大きい。日本では小児用として10年に発売し、定期接種制度に組み込まれている。また、成人の追加適応も申請中の段階にある。国内では今年10月から、成人用の肺炎球菌ワクチンも定期接種化される見通しだ。ワクチン事業部門長の神野浩一氏に今後の展望などを聞いた。——ワクチン市場の環境と、ファイザーの事業モデルを教えてください。神野 どのワクチンにも言えるが、定期接種化されることが売り上げ拡大につながる大きな要因となる。ただ、定期接種化がゴールではない。やはり、市場環境は「接種率」によ
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