医薬経済気象台
注目点は業績予想にあり
2014年5月1日号
13年度決算発表が最盛期を迎える。大型連休明けの5月7日〜15日までの1週間余りの間にほとんどの企業が集中的に発表する予定だ。ただ、13年度の業績が好調なのは事前に予想されていたことである。各企業は第3四半期累計決算の発表を終えた段階で見直しを行っており、この修正予想を集計した各調査機関の結論は、大幅な増収増益予想だった。 代表例として野村證券の集計結果を紹介しよう。金融を除く東証上場大手295社を対象に2月23日現在で集計した数字だが、12年度実績は売上高が2.7%の増収、営業利益が4.5%の増益、純利益が26.7%の増益だったのに対し、13年度は売上高が11.7%の増収、営業利益が35.8%の増益、純利益が84.8%の増益となる予想である。12年度に比べて伸びは一段と加速され大幅な増収、増益になる見込みだ。 ところが、現実にはこの予想をさらに上回る可能性が高いとの見方...
13年度決算発表が最盛期を迎える。大型連休明けの5月7日〜15日までの1週間余りの間にほとんどの企業が集中的に発表する予定だ。ただ、13年度の業績が好調なのは事前に予想されていたことである。各企業は第3四半期累計決算の発表を終えた段階で見直しを行っており、この修正予想を集計した各調査機関の結論は、大幅な増収増益予想だった。 代表例として野村證券の集計結果を紹介しよう。金融を除く東証上場大手295社を対象に2月23日現在で集計した数字だが、12年度実績は売上高が2.7%の増収、営業利益が4.5%の増益、純利益が26.7%の増益だったのに対し、13年度は売上高が11.7%の増収、営業利益が35.8%の増益、純利益が84.8%の増益となる予想である。12年度に比べて伸びは一段と加速され大幅な増収、増益になる見込みだ。 ところが、現実にはこの予想をさらに上回る可能性が高いとの見方が
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