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Patient Relations

東京公害患者と家族の会

2014年4月15日号

無理のない助成制度の見直しを石川牧子副会長「公害」といえば、過去に起きた熊本の水俣病、四日市ぜんそくなどが有名だが、人口が密集する東京都ではいまなお、排気ガスなどによる大気汚染問題が続いているという。東京公害患者と家族の会は、東京都を中心に公害問題に取り組む団体で、公害患者やその家族などが参画する。東京都での公害問題や活動状況など、石川牧子副会長に聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆──会が発足した背景と活動目的を教えてください。石川 四日市ぜんそくの公害裁判がありました。それがキッカケとなって、患者を認定して救済するための「公害健康被害補償法」が74年に施行されました。ここで認定された患者が中心となって、立ち上げたのがこの会です。79年に発足しました。当初は大気汚染によるぜんそく患者などが集まり、互いに支え合うことを決めていました。しかし、国が公害健... 無理のない助成制度の見直しを石川牧子副会長「公害」といえば、過去に起きた熊本の水俣病、四日市ぜんそくなどが有名だが、人口が密集する東京都ではいまなお、排気ガスなどによる大気汚染問題が続いているという。東京公害患者と家族の会は、東京都を中心に公害問題に取り組む団体で、公害患者やその家族などが参画する。東京都での公害問題や活動状況など、石川牧子副会長に聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆──会が発足した背景と活動目的を教えてください。石川 四日市ぜんそくの公害裁判がありました。それがキッカケとなって、患者を認定して救済するための「公害健康被害補償法」が74年に施行されました。ここで認定された患者が中心となって、立ち上げたのがこの会です。79年に発足しました。当初は大気汚染によるぜんそく患者などが集まり、互いに支え合うことを決めていました。しかし、国が公害健康

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