医薬経済オンライン

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免疫力強化に経済効果も「口腔ケア」の実力

医科歯科連携の課題は安全体制

2014年4月1日号

 「口腔機能の管理によって、在院日数を10%短縮できる」丹沢秀樹千葉大病院歯科・顎・口腔外科教授 診療報酬改定をめぐる論議が大詰めを迎えた13年11月下旬、中央社会保険医療協議会総会で、専門委員の丹沢秀樹・千葉大学医学部附属病院歯科・顎・口腔外科教授(写真)が、同大病院での調査結果をプレゼンテーションした。 手術(歯科口腔外科、消化器外科、心臓血管外科)、放射線治療(歯科口腔外科)、化学療法(小児科、血液内科の悪性腫瘍)の各症例について、口腔機能管理を実施した群と実施しなかった群とで在院日数を比較したところ、「いずれの診療科でも在院日数の削減効果が統計学的に有意に認められ、その効果は10%以上あった」との内容だ。 ちょうど7対1病棟入院基本料の“歴史的”な算定要件厳格化をめぐって中医協全体がピリピリしていたタイミングである。歯科領域から...  「口腔機能の管理によって、在院日数を10%短縮できる」丹沢秀樹千葉大病院歯科・顎・口腔外科教授 診療報酬改定をめぐる論議が大詰めを迎えた13年11月下旬、中央社会保険医療協議会総会で、専門委員の丹沢秀樹・千葉大学医学部附属病院歯科・顎・口腔外科教授(写真)が、同大病院での調査結果をプレゼンテーションした。 手術(歯科口腔外科、消化器外科、心臓血管外科)、放射線治療(歯科口腔外科)、化学療法(小児科、血液内科の悪性腫瘍)の各症例について、口腔機能管理を実施した群と実施しなかった群とで在院日数を比較したところ、「いずれの診療科でも在院日数の削減効果が統計学的に有意に認められ、その効果は10%以上あった」との内容だ。 ちょうど7対1病棟入院基本料の“歴史的”な算定要件厳格化をめぐって中医協全体がピリピリしていたタイミングである。歯科領域から飛

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